@article{oai:nara-u.repo.nii.ac.jp:00000805, author = {三宅, 良宜}, issue = {27}, journal = {奈良大学大学院研究年報, Annual reports of the Graduate School of Nara University}, month = {Feb}, note = {Departmental Bulletin Paper, 本稿では、学校法人奈良大学が所蔵する掛幅のうち、墨江武禅、大西圭斎、瀧和亭の掛幅作品三幅を紹介する。  最初に墨江武禅「楼閣山水図」を紹介する。墨江武禅は大坂で活躍した絵師である。この「楼閣山水図」は木や人物などに雪舟の画風を想起させる要素が見られた。制作年代は判明しなかったが、武禅が雪舟作品を学習していたと証左できる作品であろう。  次に大西圭斎「蓮池群鷺図」を紹介する。大西圭斎は江戸時代後期の南画家である。「蓮池群鷺図」は画中に圭斎による賛文が書かれ、それによって本作が文化九年(一八一二)に制作されたことが判明した。  最後に瀧和亭「七香図」を紹介する。瀧和亭は明治時代に活躍した南画家である。のちに帝室技芸員に任命された。「七香図」は輪郭線を使わない没骨のみを用いて描かれている。画中の賛文から明治二十一年(一八八八)に制作されたと判明した。  以上の三作品を紹介し、いずれも貴重な作例であることを見出した。}, pages = {130--122}, title = {奈良大学所蔵の掛幅について : 墨江武禅・大西圭斎・瀧和亭}, year = {2022}, yomi = {ミヤケ, ヨシキ} }