@article{oai:nara-u.repo.nii.ac.jp:00000788, author = {田中, 想子 and Hafsi, Med}, issue = {28}, journal = {奈良大学大学院研究年報, Annual reports of the Graduate School of Nara University}, month = {Feb}, note = {Departmental Bulletin Paper, 小室翠雲は、明治から昭和にかけて作品を制作し文展・帝展で活躍しながら、廃れかけていた日本の南画を復活させようと普及活動を試みた南画家であり、「南画鑑賞会」の機関誌として刊行された『南画鑑賞』編集の主宰者でもある。本研究では、『南画鑑賞』や翠雲の作品を通して、翠雲の行った南画普及活動の意義や成果を考察した。  翠雲は様々な人と関わりながら、「自分が思う本当の南画」、「後世に残してゆくための南画」、「普及してゆくための南画」を模索し、その成果を世の中へ伝え、洋画家や知識人、一般人にまで広く南画の良さを広めていったということがわかった。さらに翠雲は多くの弟子を育てた。その結果、晩年まで続けた翠雲の南画普及活動は、後世にも南画が遺る可能性をつくったといえるだろう。小論では『南画鑑賞』を読み解くことによって、特に翠雲と、洋画家、一般人との関わりに注目する。}, pages = {152--136}, title = {小室翠雲の南画継承とその発展について : 『南画鑑賞』を軸として}, year = {2023}, yomi = {タナカ, ソウコ} }