@article{oai:nara-u.repo.nii.ac.jp:00000781, author = {中村, 文洋}, issue = {28}, journal = {奈良大学大学院研究年報, Annual reports of the Graduate School of Nara University}, month = {Feb}, note = {Departmental Bulletin Paper, iPadに搭載されているLiDARとSfM-MVSを用いて、千葉県南房総市に所在する内郷やぐら群の玄室規模の検討とやぐら浮彫五輪塔の形態及び壁面の加工痕について分析を行った。LiDARではやぐら群全体を計測し、巨視的な知見が得られた。内郷やぐら群2号窟・3号窟の右側は左側と対称になっておらず、これらの部分はやぐら玄室掘削時より後の拡張部分であることがわかった。またSfM-MVSでは玄室壁面の加工痕を計測した。粗作り段階では刃付きノミや柄付きノミで敲打が行われ、特に浮彫五輪塔周囲の彫り込みには刃付きノミ削りが用いられる傾向がある。仕上げの段階ではノミ削りや刃付きノミ削りが行われ、特に玄室隅部分の仕上げはノミ削りが用いられる傾向がある。またこれらの観察によって2号窟・3号窟においては、まず奥壁に浮彫五輪塔が彫刻され、後に側壁に追刻するか、奥壁を右側へ拡張しそこへ追刻を行っていた様子が想定できた。}, pages = {47--59}, title = {LiDAR、SfM-MVSによるやぐら玄室の計測情報の検討 : 千葉県南房総市 内郷やぐら群を対象として}, year = {2023}, yomi = {ナカムラ, フミヒロ} }