@article{oai:nara-u.repo.nii.ac.jp:00000683, author = {田中, 文憲}, issue = {48}, journal = {奈良大学紀要, Memoirs of the Nara University}, month = {Feb}, note = {Departmental Bulletin Paper, 本稿の目的は、ユダヤ人であるネイサン・M・ロスチャイルドがなぜイギリスのロンドンで活躍し、世界一の金融業者になりえたかについて究明することである。   分析の結果、ネイサンが渡った頃のイギリスは、すでに商業や金融の中心であり、しかもイギリスは大陸に比べユダヤ人に対してより寛容であったことがわかった。  豊かな商才を持ったネイサンはマンチェスターの繊維商を振り出しに、その後ロンドンに移ってマーチャント・バンカーとして成功し、巨万の富を築き上げた。ネイサンの成功の要因は、まず第1に、類い稀な商才に恵まれていたこと。第2に、強いリーダーシップで兄弟をまとめ戦略的に動かしたこと。第3にキー・パーソンに食い込み、人間関係を作りそれを繋げて情報網を構築できたこと。第4に、爵位には恬淡とし、つねにビジネス・ファーストを貫いたことである。}, pages = {113--130}, title = {ネイサン・M・ロスチャイルドに関する一考察}, year = {2020}, yomi = {タナカ, フミノリ} }