@article{oai:nara-u.repo.nii.ac.jp:02001828, author = {土平,博}, issue = {38}, journal = {奈良大学紀要, Memoirs of the Nara University}, month = {Mar}, note = {Departmental Bulletin Paper, 伊能忠敬による全国測量は、文化年間には大和国内におよんだ。それは第6次測量のことであった。また、第8時測量においても大和国内で測量を実施している。伊能の測量業績に関して、これまで地図、測量技術に注目した研究報告やその伊能の測量を受け入れた地元側に焦点を当てた研究報告がみられる。大和国内の測量に関する伊能の日記、地図などを詳細に検討し測量ルートを辿り、測量目的以外の寺社参詣の記録に注目しながら、可視的地物への関心の高さを明らかにすることが目的である。\n大和国内の測量ルートを概観してみると、他国にも知られている寺社を結んでいくような軌跡を辿ることができ、他地域の測量と違いが表れているようである。大和国内の測量が、寺社参詣を意識した経路があらかじめ設定されていたようである。\n以上、伊能は概ね奈良盆地内に限られた大和国内に点在する寺社を測量ルートに組み込んで立ち寄っていたことがわかった。さらに伊能は測量ルート上にない寺社は無測にて訪れており、寺社参詣に対する関心の高さが明らかとなった。}, pages = {65--80}, title = {伊能忠敬の大和路測量と寺社参詣}, year = {2010}, yomi = {ツチヒラ,ヒロシ} }